麻雀用語集

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<た> <ち> <つ> <て> <と>   <ら> <り> <る> <れ> <ろ>
<な> <に> <ぬ> <ね> <の>   <わ>

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―表記説明―

場ゾロ
(バゾロ)
[その他]
【名詞】
和がったときに加算される2飜のこと.
正式な点数計算ではこの2飜を加えた飜数で計算がなされるが、競技中は2飜を加えずにコールする場合が多い.
=「バンバン」
語句
(読み)
[分類]
【品詞】
説明/例 備考

※[分類]について
 牌  :牌に関する用語
 組合せ:牌の組合せに関する用語
 役  :役に関する用語(「和がり役講座」の説明にリンクしています)
 待ち :待ちに関する用語
 点数 :点数に関する用語
 行為 :発声を含むある行為に関する用語
 状態 :状態を表す用語
 設定 :場の状況などのルール上の状態を表す用語
 名称 :各部に付けられた名称
 ルール:ルールに関する用語
 戦術 :麻雀の戦術に関する用語
 雀荘 :雀荘で使われる用語
 格言 :麻雀に関する格言
 その他:上記以外の用語(隠語、俗語、スラングなど)

※【品詞】について
 【サ変名詞】となっているものは、その語句に「〜する」をくっつけると動詞として使うことができます.

※備考欄の記号について
 =:同義語
 ≒:類義語(多少意味が違ったり、似たような用語です)
 →:関連語
 ⇔:対義語

※このページのみ、リンクは“**”というふうに黄色で示してあります.

※○で示されたものはすべて数字が入ります.

※このサイトでは、1回の配牌で行われる麻雀を「回」または「」、
 「起家」から始まり「ラス親」が終了してポイント換算するまでの麻雀を「1ゲーム」とします.


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<あ>

(アオ)
[牌]
【名詞】
のこと =「發」
青天井
(あおてんじょう)
[ルール]
【名詞】
満貫、ハネ満と点数を固定せずに、正規の点数計算法で算出した和がり点数を採用するルール.
1飜増えると点数が2倍になるため、8飜になると点数は10万点を超える.


(あか)
[牌/役]
【名詞】
赤ドラのこと.
赤ドラを役にしている場合には役名となる.

赤ドラ
(あかドラ)
[牌]
【名詞】
と絵の色が赤くなっているもの.
一般にドラとして扱い、役とするところもある.
雀荘ではご祝儀が付くところが多い.

和がり止め
(あがりやめ)
@[行為]
【名詞】
ラス親が和がり、連荘をせずにそのゲームを終えること.
A[ルール]
【名詞】
または、それが可能かどうかというルールのこと.
和がる
(あがる)
[行為]
【動詞】
他家切った牌、またはツモった牌であがれる状態になり、「あがり」の宣言をすること.
和がラス
(アガラス)
[行為]
【名詞】
オーラスであがったにもかかわらず、4着でそのゲームを終えること.

(あたま)
[組合せ]
【名詞】
和がる際に必要なもので、2枚1組の同じ牌のことをいう. =「雀頭」
頭ハネ
(あたまハネ)
[ルール]
【名詞】
1つの捨て牌で同時に2人がロン和がり宣言した場合に、放銃者からツモ順が早い方1人の和がりだけを認めるルール. ⇔「ダブロン
熱渋茶
(アツシブチャ)
[雀荘]
【名詞】
「熱い渋いお茶」のこと.
熱シボ
(アツシボ)
[雀荘]
【名詞】
「熱いおしぼり」のこと.
アリアリ @[ルール]
【名詞】
喰いタン、後付けありのルールのこと.
または、喰いタン、後付け以外にもあり/なしで区別されるルールをほとんど「あり」とするルールのこと.
「アリアリルール」とも言う.
⇔「ナシナシ」
A[雀荘]
【名詞】
ミルク、砂糖を入れたホットコーヒーのこと.
暗槓
(アンカン)
@[組合せ]
【名詞】
鳴かずにツモだけで同じ牌を4つそろえて、それをカンをしたもの.
A[行為]
【サ変名詞】
または、上記のようなカンをすること.
暗刻
(アンコ)
[組合せ]
【名詞】
鳴かずにツモだけでそろえた刻子のこと.
<い>
一荘
(イーチャン)
[ルール]
【名詞】
1ゲームが東場、南場、西場北場と4周するルールのこと.
今ではこのルールはほとんど採用されていない.
「半荘」
1飜しばり
(イーハンしばり)
@[ルール]
【名詞】
4本場までは、ドラを除いて1飜以上ないと和がることができないというルール.
A[設定]
【名詞】
または、その状態のこと.
つまり“1飜しばり”とは、「役がないと和がれないという」通常の状態を指す用語である.

一色手
(いっしょくて)
[その他]
【名詞】
混一色や清一色のように、数牌の1種類を使った手のこと.
インパチ [点数]
【名詞】
18000点のこと.
<う>
浮く
(うく)
@[点数]
【動詞】
持ち点が基準点よりもプラスになること.
A[その他]
【動詞】
手牌中の「4・5・9」の「9」などのように、和がりに向かう上で必要度が極めて低い牌が出てくること.
使用例:九万が浮いている

打つ
(うつ)
@[その他]
【動詞】
麻雀をすること.
A[行為]
【動詞】
手の内から牌を1枚捨てること. =「切る」
=「捨てる」
B[行為]
【動詞】
振り込むこと. =「振り込む」
=「放銃」
ウマ [ルール]
【名詞】
ゲーム終了時に、着順によりさらに加算されるポイントのこと.
例:5−10(ゴットウ)
   → 1着+10p 2着+5p 3着−5p 4着−10p

<え>
絵合わせ麻雀
(えあわせマージャン)
[その他]
【名詞】
理論的な見解を基に、ツキやカンに頼らず機械的に麻雀をする人に対する蔑称.
<お>
オーラス [状態]
【名詞】
そのゲームの最後の局のこと.
オール @[その他]
【サ変名詞】
オールナイト、徹夜のこと.
A[その他]
【接尾語】
親がツモ和がりをし、みんなからもらう点数を申告する際に使われるもの.
例えば、4000点ずつならば「4000オール」と使う.

オカ [ルール]
【名詞】
ゲーム開始時に持っている点数と返し点との差のことを指す.
この4人分のオカはゲーム終了時にトップがもらえる.

客風(牌)
(おたかぜ(はい))
[牌]
【名詞】
自風牌場風牌以外の風牌のこと.
つまり、役牌にならない風牌のこと.

オナテン [その他]
【名詞】
テンパイした際、他家と当たり牌(待ち)が同じになること.
「おなじテンパイ(の待ち)」の略.


(おや)
[設定]
【サ変名詞】
競技中、特定の1人に付けられた設定のこと.
親は起家から始まり、反時計回りに移動する.
親の和がり点数は子の1.5倍となる.
「子」
「東家」
親(っ)かぶり
(おや(っ)かぶり)
[その他]
【サ変名詞】
子がツモ和がりをし、親が他の人よりも多く点棒を払わなければならない状態のこと. 【動詞】親かぶる
親っパネ
(おやっパネ)
[その他]
【名詞】
親のハネ満の略.(18000点)
親流れ
(おやながれ)
[状態]
【名詞】
「子が和がる」等で、親が次の人に移ること. =「流れる」
=「輪荘」
親満
(おやマン)
[点数]
【名詞】
親の満貫の略.(12000点)
降り打ち
(おりうち)
[戦略]
【サ変名詞】
和がりに向かわずに、安全な牌を切っていくこと. =「オリる」
=「やめる」
降りる
(おりる)
[戦略]
【動詞】
和がりに向かわずに、安全な牌を切っていくこと. =「降り打ち」
=「やめる」
<か>
開門
(カイモン)
@[行為]
【サ変名詞】
配牌を開始する場所を分けること.
A[名称]
【名詞】
またはその場所のこと.
その場所(牌山)から時計回りに配牌を取っていく.

開門場所
(カイモンばしょ)
[名称]
【名詞】
開門された場所のこと. 「割れ目」
返し点
(かえしてん)
[ルール]
【名詞】
ゲーム終了時にプラスマイナスの基準となる点数のこと.
通常は3万点.
=「基準点」
重なる
(かさなる)
[その他]
【動詞】
手の内の1枚の牌と同じ牌をツモって対子ができること.

(かぜ)
@[設定]
【名詞】
「東」「南」「西」「北」を総称した呼び方.
A[設定]
【名詞】
「場風」もしくは「自風」の略称.
風牌
(かぜはい)
[牌]
【名詞】
東 南 西 北を総称した呼び方.
数え役満
(かぞえやくまん)
[点数]
【名詞】
場ゾロ抜きで13飜以上の和がりのこと.
名前の通り役満となる.
≒「4倍満」
上家
(カミチャ)
[その他]
【名詞】
卓上で自分の左側にいるプレイヤーのこと.
空テン
(カラテン)
[その他]
【名詞】
すでに場に出ていたり、手の内で使っていたりして、待ち牌が1枚も無いテンパイのこと.
仮親
(かりおや)
[その他]
【名詞】
起家を決める際にサイコロを振る人. =「仮東」
仮東
(かりトン)
[その他]
【名詞】
起家を決める際にサイコロを振る人. =「仮親」

(かわ)
[名称]
【名詞】
卓の中央部分の牌を捨てる場所のこと.
カン [行為]
【サ変名詞】
同じ牌をツモだけで4つそろえるか、手の内に3つ持っていてその牌を他家が捨てるか、 明刻にした牌(ポンした牌)をツモってきたときに、それらを槓子にすること.
または、その際の発声.
「暗槓」
「大明槓」
「小明槓」
→「加槓」
カン塔
(カンター)
[組合せ]
【名詞】
順子の3枚のうち、真中の牌が無い状態のもの.
つまり、カンチャン待ちの状態になっている2つの牌のこと.
ちなみに、「カン」という字は「山」冠に「甘欠」.

槓子
(カンツ)
[組合せ]
【名詞】
カンをして、同じ牌が4個になったもの.
槓子にすると手持ちの枚数が1枚増えるが、それらは4枚で1面子の扱いになるため気にしなくて良い.
「暗槓」
「明槓」
<き>
基準点
(きじゅんてん)
[ルール]
【名詞】
ゲーム終了時にプラスマイナスの基準となる点数のこと.
通常は3万点.
=「返し点」

(きょく)
@[その他]
【名詞】
1回の配牌で行われるゲームの単位.
A[設定]
【助数詞】
現在の親が起家から何人目かを示す単位.
 例:東場、親は起家からみて3人目→東3局

嫌う
(きらう)
[その他]
【動詞】
手の内で複数ある「浮いた牌」「対子」「塔子」「辺塔」「カン塔」などを処理する際の切っていった方を指す言葉.

例:
 
ここから…
  を切っていった場合→を嫌う
  を切っていった場合→の対子を嫌う
  などと使います.

切り上げ
(きりあげ)
[ルール]
【名詞】
30符4飜・60符3飜を満貫にするか否かというルール.
切り上げありの場合には、30符4飜・60符3飜が満貫になる.

切る
(きる)
[行為]
【動詞】
いらない牌を1枚手牌から取り除くこと. =「捨てる」
<く>
喰い替え/食い替え
(くいかえ)
[行為]
【名詞】
すでに完成された順子・刻子をチーポンによって入れ替えること.
一般的に禁止されていることが多い.
例1:
  からチーしてを切る
例2:
  からポンしてを切る
【動詞】
喰い替える
食い仕掛け
(くいじかけ)
@[行為]
【名詞】
役作りのために、牌を喰うこと. =「仕掛け」
A[状態]
【名詞】
または、喰った状態のこと. =「副露」
⇔「門前」
喰い直し/食い直し
(くいなおし)
[行為]
【名詞】
1度捨てた牌をチーポンして喰う(鳴く)こと.
喰い替えと同義で使われることもある.

喰う/食う
(くう)
[行為]
【動詞】
ポンチー大明槓をして、他の人から牌をもらうこと. =「鳴く」
くっつく [その他]
【動詞】
手の内の浮いている数牌の前後の牌をツモり塔子ができること.
例:  →  もしくは  となること

クンロク [点数]
【名詞】
9600点のこと.
<け>
形式テンパイ
(けいしきテンパイ)
[状態]
【名詞】
役がなく、和がることのできないテンパイのこと.
なお、2飜しばりのときは1飜役があっても形式テンパイとなる.
=「形テン」
形テン
(ケイテン)
[状態]
【名詞】
「形式テンパイ」の略称. =「形式テンパイ
蹴る
(ける)
[戦略]
【動詞】
点数の低い和がりや早い和がりなどで親を流すこと.
つまり、点数をもらうことよりも親流れを目的とした和がりをすること.
また、オーラスであればゲームを終了させる目的のときにも使われる.

<こ>

(こ)
[設定]
【名詞】
親以外の3人の競技者のこと.
刻子
(コーツ)
[組合せ]
【名詞】
同じ牌が3個になっているもの. 「暗刻」
「明刻」
五捨六入
(ごしゃろくにゅう)
[その他]
【サ変名詞】
ゲーム終了時のポイント換算する際に、百点台に対して適用されるもの.
普通に四捨五入するところもある.

5−10
(ゴットー)
[ルール]
【名詞】
ウマの一種でゲーム終了時の着順によりさらに加算されるポイントを指した用語.
5−10の場合、
TOP:+10 2着:+5 3着:−5 4着:−10が加算される.
「ウマ」
「1−2」
  (ワンツー)
「1−3」
  (ワンスリー)
ゴッパ [点数]
【名詞】
5800点のこと.
ゴミ [点数]
【名詞】
子の30符1飜のツモ和がり点数(300点・500点)のこと.
「500点」の「5(ゴ)」、「300点」の「3(ミ)」を略したもの.

<さ>
差し込む
(さしこむ)
[戦術]
【動詞】
わざと点数が低そうな手に振り込み、その局を終わらせること.
サバゴボ [点数]
【名詞】
子の30符1飜のツモ和がり点数(300点・500点)のこと.
「300点・500点」→「3本・5本」→「サボゴボ」→「サバゴボ」と変化している.
=「サボゴボ」
サボゴボ [点数]
【名詞】
子の30符1飜のツモ和がり点数(300点・500点)のこと.
「300点・500点」→「3本・5本」→「サボゴボ」と変化している.
=「サバゴボ」
さらす [行為]
【動詞】
ポン、チー、カンをした牌を倒し、右端に置くこと. ≒「副露」
ザンク [点数]
【名詞】
3900点のこと.
三元牌
(さんげんぱい)
[牌]
【名詞】
を総称した呼び方.
3コロ
(さんころ)
[その他]
【名詞】
トップ以外の3人の点数がマイナスのこと. ≒「Aトップ」
→「1コロ」
→「2コロ」
3倍満
(サンバイマン)
[点数]
【名詞】
11・12飜の和がりのときの和がり点数の名前.
3本・5本
(サンボン・ゴホン)
[点数]
【名詞】
子の30符1飜のツモ和がり点数(300点・500点)のこと.
100点棒単位で点数を呼ぶことから由来している.
=「サバゴボ」
=「サボゴボ」
<し>
自風
(じかぜ)
[設定]
【名詞】
ゲーム中、親は「東」で、親から反時計回りに「南」「西」「北」と決まっている設定のこと.
自風になっている牌は役牌となる.

自風牌
(じかぜはい)
[牌]
【名詞】
自風になっている風牌のこと.
地獄待ち
(じごくまち)
[待ち]
【名詞】
場に2枚見えている牌でする単騎待ちのこと.
字牌
(じはい)
[牌]
【名詞】
を総称した呼び方.
中国語読みでは「ツーパイ」

下家
(シモチャ)
[その他]
【名詞】
卓上で自分の右側にいる人のこと.
西
(シャー)
@[牌]
【名詞】
のこと.
A[設定]
【名詞】
「西家」もしくは「西場」のこと.
西家
(シャーチャ)
[設定]
【名詞】
親の真向かいにあたる人のこと.
西家の自風は「西」となる.

西場
(シャーば)
[設定]
【名詞】
親の周りが3周目のときの場風の状態こと.
このとき、場風は「西」となり、役牌となる.
通常、西場はあまり出てこない.

雀頭
(ジャントウ)
[組合せ]
【名詞】
和がる際に必要なもので、同じ牌2枚1組のことをいう.
数牌
(シューパイ)
[牌]
【名詞】
萬子」「筒子」「索子」を総称した呼び方.
ジュン空
(ジュンカラ)
[その他]
【名詞】
すでに4枚見えていて残りが1枚も無い牌のこと.
順子
(シュンツ)
[組合せ]
【名詞】
同じ種類で連番が3つならんでいるもの.
小明槓
(ショウミンカン)
[行為]
【名詞】
ポンした牌をツモり、それをカンすること. 「大明槓」
「明槓」
シロ [牌]
【名詞】
白 のこと.
<す>
四開槓
(スーカイカン)
@[状態]
【サ変名詞】
その局で複数の人が合計4回のカンをすること.
一般に途中流局となる.
また、1人で4回カンをした場合は、5回目のカンをした時点で途中流局となる.

A[ルール]
【名詞】
その局で複数の人が合計4回のカンをしたら途中流局となるルールのこと.
また、1人で4回カンをした場合は、5回目のカンをした時点で途中流局となる.

スジ [戦略]
【名詞】
「3・6」「4・7」など3つとんだ同種の数牌のことを指す.
スジは全部で18ある.

捨て牌
(すてはい)
[牌]
【名詞】
卓の中央()にある、手牌から取り除かれた(捨てられた)牌のこと.
捨てる
(すてる)
[行為]
【動詞】
いらない牌を1枚手牌から取り除くこと. =「切る」
スルー [行為]
【サ変名詞】
「ポン」「チー」「大明槓」「ロン」のできる牌を他家が切ったが、それらをしないこと.
<せ>
千両
(せんりょう)
[雀荘]
【サ変名詞】
千円札を細かいお金に両替すること.
<そ>
索子
(ソウズ)
[牌]
【名詞】
を総称した呼び方.
即リー
(そくリー)
[行為]
【サ変名詞】
門前でテンパイをした時点ですぐにリーチをすること.
そばテン [その他]
【名詞】
リーチ宣言牌の近くの牌で待つこと.
<た>
塔子
(ターツ)
[組合せ]
【名詞】
数牌の連番2つの牌がならんだ状態のもの.
つまり、リャンメン待ちの状態になっている2つの牌のこと.
→「辺塔」
→「カン塔」
大明槓
(ダイミンカン)
[行為]
【サ変名詞】
暗刻持ちにしている牌を鳴いてカンをすること. →「小明槓」
→「明槓」
他家
(タチャ)
[その他]
【名詞】
自分以外の3人のプレイヤーのこと.
ダブロン @[状態/行為]
【名詞】
1つの捨て牌で同時に2人がロン和がりすること.
A[ルール]
【名詞】
「ダブロン」を認めるかどうかというルールのこと.
「ダブロンあり」なら2人の和がりを両方認めるが、
「ダブロンなし」なら放銃者からツモ順が早い方1人だけの和がりを認める.
→「頭ハネ
ダマ [戦略]
【名詞】
門前でリーチをかけずにテンパイしている状態のこと. =「ダマテン」
=「ヤミ」
ダマテン [戦略]
【名詞】
門前でリーチをかけずにテンパイしている状態のこと. =「ダマ」
=「ヤミテン」
ダンラス [状態]
【名詞】
他家との点数が極端に開いている4着のこと.
「ダントツでラス」の略.

<ち>
チー [行為]
【サ変名詞】
順子の材料になる2枚を持っていて、上家が残りの1枚を切り、それをもらって順子にすること.
または、その発声のこと.

チー材
(チーザイ)
[その他]
【名詞】
チーをする際に必要な手の内の牌2枚のこと.
「チーの材料」の略.
※手の内の牌ではなく、切られた牌(チーできる牌)に対して使われることもある.

起家
(チーチャ)
[設定]
【名詞】
そのゲームで最初に親をする人のこと.
チーテン [行為]
【名詞】
チーをすることによりテンパイに受けること.
チッチー [点数]
【名詞】
7700点のこと.
チョンボ [行為]
【サ変名詞】
「役なしで和がる」などをしたときの罰則の名前.
罰として“満貫”分の点数を払う.



<つ>
ツーパイ [牌]
【名詞】
「字牌」(じはい)の正式な呼び名.
積棒
(つみぼう)
[点数]
【名詞】
親が連荘するたびに増やしていく100点棒のこと.
積棒のある局は1本につき300点を和がり点数に上乗せする.
≒「本場懸賞
ツメシボ [雀荘]
【名詞】
「冷たいおしぼり」のこと.
自摸
(ツモ)
@[行為]
【名詞】
ツモった牌で和がるときにする発声.
A[その他]
【名詞】
ツモった牌のこと.
「ツモ牌」とも言う.

ツモ切り
(ツモぎり)
[行為]
【名詞】
ツモってきた牌をそのまま捨てること.
ツモる @[行為]
【動詞】
嶺上から牌を持ってくること.
A[行為]
【動詞】
ツモ和がりをすること.
<て>
出和がり
(であがり)
[行為]
【名詞】
ロンで和がること. =「ロン和がり」
出親(でおや) [設定]
【名詞】
そのゲームで一番初めに親をやる人のこと.
つまり、起家のこと.
=「起家」
手牌
(てはい)
[名称]
【名詞】
自分が持っている13枚の牌のこと. ≒「手の内」
デバサイ [その他]
【名詞】
トップをまくるときなど、点数上で一番和がりたい人から和がること.
「出場所最高」の略.

聴牌
/テンパイ
[状態]
【サ変名詞】
あと1枚で和がれるという状態のこと. 「不聴」
 /「ノーテン」
テンパイ止め
(テンパイやめ)
@[行為]
【名詞】
ラス親がテンパイで流局し、連荘をせずにそのゲームを終えること.
A[ルール]
【名詞】
または、それが可能かどうかというルールのこと.
<と>
対子
(トイツ)
[組合せ]
【名詞】
手牌の中で同じ牌が2個になっているもの.
対子落し
(トイツおとし)
[戦略]
【名詞】
手の内で不要な対子がでてきた際に、それを捨てていくこと.
また、降り打ちで対子を切っていく際にも使われる.

対子場
(トイツば)
[その他]
【名詞】
その局中、手の内で対子ができやすい状態のこと.
対面
(トイメン)
[その他]
【名詞】
卓上で自分の真向かいにいる人のこと.
途中流局
(トチュウリュウキョク)
[状態]
【名詞】
決められた現象が起きたときに、途中でその局が終わること.
一般的には、その局はノーゲームとなる.
 例:4人リーチ、複数の人による4回目のカンなど

トバす [行為]
【動詞】
相手の“持ち点”をマイナスにさせること.
ところによっては0点をトビとするところもある.

トビ [状態]
【名詞】
“持ち点”がマイナスになること.
ところによっては0点をトビとするところもある.
=「ブットビ」
=「箱点」
=「箱割れ」
=「ドボン」
トビ賞 [点数]
【名詞】
トバした人が点数がマイナスになった人からさらにもらえるポイントのこと. =「ブットビ賞」
ドボン [状態]
【名詞】
“持ち点”がマイナスになること.
ところによっては0点をドボンとするところもある.
=「ブットビ」
=「箱点」
=「箱割れ」
=「ドボン」
ドラ [役]
【名詞】
和がったときに自分が持っていると、その枚数だけ飜数がふえるもの.
ただし、役ではないのでドラだけでは和がれない.

トリプルロン @[状態/行為]
【名詞】
1つの捨て牌で同時に3人がロン和がりすること.
A[ルール]
【名詞】
「トリプルロン」を認めるかどうかというルールのこと.
「トリプルロンあり」なら3人の和がりを全て認めるが、
「トリプルロンなし」なら途中流局となる.
通常のルールではトリプルロンはなし(途中流局)である.

トリロン [状態/行為]
【名詞】
トリプルロン」のこと.
=「トリプルロン

(トン)
@[牌]
【名詞】
のこと.
A[設定]
【名詞】
「東家」もしくは「東場」のこと.
東家
(トンチャ)
[設定]
【名詞】
親のこと.
東家の自風は「東」になる.

東場
(トンば)
[設定]
【名詞】
親の周りが1周目のときの場風の状態こと.
このとき、場風は「」となり、役牌となる.

東南戦
(トンナンせん)
[ルール]
【名詞】
「1ゲームは東場、南場と親が2周するまで」というルールのこと.
「半荘」
東風戦
(トンプウせん)
[ルール]
【名詞】
「1ゲームは東場のみの、親が1周するまで」というルールのこと.
東ラス
(トンラス)
[設定]
【名詞】
東4局のこと.
<な>
中抜き
(なかぬき)
[戦略]
【名詞】
手の内で確定していた順子の真中の牌を切ること.
流れる
(ながれる)
@[状態]
【名詞】
子が和がるなどをして、親が次の人に移ること.
使用例:親が流れる
=「親流れ」
=「輪荘」
A[状態]
【名詞】
流局すること.
使用例:この局は流れそうだ
=「流局」
鳴き麻雀
(なきまーじゃん)
[その他]
【名詞】
鳴いて手作りをすることが多い打ち方のこと.
または、このような打ち方をする人のこと.

鳴く
(なく)
[行為]
【名詞】
ポンチー、大明槓をして、他の人から牌をもらうこと. =「喰う」

(ナン)
@[牌]
【名詞】
のこと.
A[設定]
【名詞】
「南家」もしくは「南場」のこと.
南家
(ナンチャ)
[設定]
【名詞】
親の右側にいる人のこと.南家の自風は「南」となる.
南場
(ナンば)
[設定]
【名詞】
親の周りが2周目のときの場風の状態こと.
このとき、場風は「」となり、役牌となる.

<に>
ニコニコ [役]
【名詞】
“チートイツ”のこと.
<ぬ>
抜き打ち
(ぬきうち)
[行為]
【名詞】
手の内で確定していた面子を崩してまで牌を切り、その牌で振り込むこと.
<ね>
ネクスト [ルール]
【名詞】
ドラ表示牌の次の牌をドラにするというルールのこと.
ドラ表示牌そのものをドラにするというルールもあるが、ほとんどがネクストである.
例:(左:ドラ表示牌 右:ドラ)
     
   

<の>
不聴
/ノーテン
[状態]
【名詞】
「あと1枚で和がれる状態」になっていないこと. 「テンパイ」
不聴罰符
/ノーテン罰符
(ノーテンバップ)
[点数]
【名詞】
流局した際に、ノーテンの者がテンパイ者に支払う罰符(点棒)のこと.
一般的には、場に3000点とし、ノーテン者、テンパイ者の人数で頭割りをする.

不和了
/ノー和了
(ノーホウラ)
[状態]
【名詞】
その日やそのゲームでまだ1回も和がっていないこと.
ノベタン [待ち]
【名詞】
単騎待ちが2つ(3つ)つながったもの.
例:
  待ちはでいずれも単騎待ちとなる.(両面待ちには決してならない)

<は>

(ば)
@[設定]
【名詞】
ゲーム中のいろいろな状況を総称したよび方.
「場風」「局」「本場」「ドラ」「リーチ者がいるか」など.
「場の状況」といったときはこれを指す.

A[設定]
【名詞】
卓上の状態のこと.
つまり、みんなから見えている牌や点棒のこと.
 使用例:「東」がに出ている
      リーチ棒をに出す

B[設定]
【名詞】
場風の略称.
「何場?」というときはこれになる.
=「場風」
配給原点
(はいきゅうげんてん)
[設定]
【名詞】
ゲーム開始時に各自が持っている点数のこと.
2万5千点や2万7千点が一般的.
=「配原」
配原
(はいげん)
[設定]
【名詞】
「配給原点」の略称. =「配給原点」
海底
(ハイテイ)
@[役]
【名詞】
その局の1番最後の牌でツモ和がりしたときに付く役.
海底撈月(ハイテイラオユエ)の略称.
※その局で1番最後の捨て牌でロン和がりしたときに付く役は「河底」であり、これではない.

A[牌]
【名詞】
その局の1番最後の牌のこと.
「海底牌」とも言うが「海底」と呼ぶほうが一般的.
=「海底」
海底牌
(ハイテイはい)
[牌]
【名詞】
その局の1番最後の牌のこと.
「海底」と呼ぶのが一般的.
=「海底撈月」
配牌
(ハイパイ)
[名称]
【名詞】
局の開始時に配られる、親は14枚、子は13枚の牌のこと.
倍満
(バイマン)
[点数]
【名詞】
8〜10飜の和がりのときの和がり点数の名前.
牌山
(はいやま)
[名称]
【名詞】
局の始めに、1人17枚2段で積まれた牌のこと.
「牌山」と書いてただ単に「やま」と読む人もいる.
=「山」
場風
(ばかぜ)
[設定]
【名詞】
ゲーム中、親の周りが1周目は「東」、2周目は「南」と決まっている設定のこと.
場風になっている牌は役牌となる.

場風牌
(ばかぜはい)
[牌]
【名詞】
場風になっている牌のこと.
箱下
(ハコシタ)
[点数]
【名詞】
点棒が払えなくなり、マイナスになった点数のこと.
箱点
(ハコテン)
[状態]
【名詞】
“持ち点”がマイナスになること.
ところによっては0点をハコテンとするところもある.
=「ブットビ」
=「トビ」
=「箱割れ」
箱割れ
(ハコワレ)
[状態]
【名詞】
“持ち点”がマイナスになること.
ところによっては0点をハコテンとするところもある.
=「ブットビ」
=「トビ」
=「箱点」
場ゾロ
(バゾロ)
[その他]
【名詞】
和がったときに加算される2飜のこと.
正式な点数計算ではこの2飜を加えた飜数で計算がなされるが、競技中は2飜を加えずにコールする場合が多い.
=「バンバン」
バック @[その他]
【接尾語】
点棒を払う際におつりがある場合、相手におつりがいくらかを申告するときに使うもの.
例えば、8千点払うときに、1万点棒を出して「2000バック」というふうに使う.

A[戦略]
【接尾語】
/【名詞】
役が確定しない鳴きをした後に、役牌の対子を鳴く、もしくはそれを待ちにすることで役を確定させること.
つまり、後付けのこと.
ただ単に「バック」と使うが、役牌の名前を付けて「東バック」「發バック」などとも言う.
≒「後付け」
≒「先付け」
罰符
(バップ)
[点数]
【名詞】
チョンボやノーテン流局をしたときに払う点数のこと. 「チョンボ」
「不聴罰符」
ハネ満
(ハネマン)
[点数]
【名詞】
6・7飜の和がりのときの和がり点数の名前.
満貫の1.5倍の点数になる.

早めのリーチは1・4索
(はやめのリーチは
  イッスーソウ)
[格言]
【―】
早いリーチのときは1・4索待ちが多いという格言.
実際に正しいのかは不明.

飜数
(はんすう)
[点数]
【名詞】
役にそれぞれ設定されている、和がり点数を決める要因となるもの.
半荘(ハンチャン) [ルール]
【名詞】/
【接尾語】
1ゲームが東場南場と2周するルールのこと.
バンバン [その他]
【名詞】
和がったときに加算される2飜のこと.
正式な点数計算ではこの2飜を加えた飜数で計算がなされるが、競技中は2飜を加えずにコールする場合が多い.
=「場ゾロ」
<ひ>
引きヅモ
(ひきヅモ)
[行為]
【名詞】
ツモ和がりした際に、その牌を卓の縁に強打すること.
雀荘ではこの行為を禁止しているところが多い.

平場
(ひらば)
[設定]
【名詞】
積棒が積まれていない局のこと.
筒子
(ピンズ)
[牌]
【名詞】
を総称した呼び方.
ピンピンロク [点数]
【名詞】
11600点のこと.
<ふ>

(ふ)
[点数]
【名詞】
/【数詞】
和がり点数の元になる「点数」のこと.
 ※詳しく知りたい方は「点数計算講座」のTとUをご覧下さい

副露
(フウロ)
@[行為]
【名詞】
ポン、チー、大明槓をしてその面子を右端にさらすこと. =「さらす」
A[状態]
【名詞】
「門前」に対して、鳴いている状態のことを指す. 「鳴く」
「門前」
飜牌(ファンパイ) [牌]
【名詞】
役牌のこと.
振り込む
(ふりこむ)
[行為]
【動詞】
捨てた牌を他家にロン和がりされること. =「振る」
=「放銃」
振る
(ふる)
@[行為]
【名詞】
捨てた牌を他家にロン和がりされること. =「振り込み」
=「放銃」
A[その他]
【名詞】
サイコロを振ること.
<へ>

(ペー)
@[牌]
【名詞】
のこと.
A[設定]
【名詞】
「北家」もしくは「北場」のこと.
北家
(ぺーチャ)
[設定]
【名詞】
親の左側にいる人のこと.
北家の自風は「北」となる.

北場
(ペーば)
[設定]
【名詞】
親の周りが4周目のときの場風の状態こと.
このとき、場風は「」となり、役牌となる.
普通、北場は半荘ルールではめったに出てこない.

ベタオリ [行為]
【名詞】
和がりに向かわずに、安全な牌を切っていくこと. =「やめる」
=「オリる」
辺塔
(ペンター)
[組合せ]
【名詞】
数牌の「1・2」もしくは「8・9」となっている状態のもの.
つまり、ペンチャン待ちの状態になっている2つの牌のこと.

<ほ>
放銃
(ほうじゅう)
[行為]
【名詞】
捨てた牌を他家にロン和がりされること. =「振り込み」
河底牌
(ホウテイはい)
[牌]
【名詞】
その局の1番最後の捨て牌のこと.
和了
(ホウラ)
[行為]
【名詞】
和がること.
荒牌流局
(ホワンパイリュウキョク)
[状態]
【名詞】
その局が誰も和がれずに終了すること.
途中流局」と対比した呼び名であり、ただ単に「流局」というのが一般的.
「流局」
「途中流局」
○本
(○ほん)
@[その他]
【助数詞】
和がり点数が低いときに百点を1本として、点数をコールする言い方.
 例:400点・700点→4本・7本

A[その他]
【助数詞】
“○飜”のかわりに使われる言い方.
指を折って数えるところからきている.
 例:8飜→8本

ポン @[行為]
【サ変名詞】
対子でもっている牌を他家が切り、それをもらって刻子にすること.
A[行為]
【名詞】
または、それをする際の発声.
ポンカス [その他]
【名詞】
ポンをした牌と同じ残りの1枚の牌のこと.
字牌だと1枚だけではまず役に立たない(カスである)ことからこのような名前がついた.

ポン材
(ポンザイ)
[その他]
【名詞】
ポンをする際に必要な手の内の牌(対子)のこと.
「ポンの材料」の略.
※手の内の牌ではなく、切られた牌(ポンできる牌)に対して使われることもある.

ポンテン [行為]
【名詞】
ポンをすることによりテンパイに受けること.
○本場
(○ほんば)
[設定]
【助数詞】
基本的に親が何回連続連荘したかを示すもの.
何本場かを示すために、親は連荘するたびに100点棒を右端に1本ずつ出していく.
ただし、「0本場」の場合は「平場」と言う.
平場
本場懸賞
(ほんばけんしょう)
[点数]
【名詞】
積棒がある場合に、和がったときに上乗せされる点数のこと.
積棒1本につき300点が和がり点数に上乗せされる.
「積棒」
<ま>
曲げる
(まげる)
[行為]
【動詞】
リーチをすること.
または、リーチの際に牌を横にすること.

待ち
(まち)
[その他]
【名詞】
テンパイのときに 和がることのできる牌のこと.
まわす [行為]
【動詞】
親の権利やツモの順番などを移動させること. 「まわる」
まわる @[行為]
【動詞】
テンパイしていそうな人に対して、オリてはいないが安全そうな牌を切って、次の人にツモの順番をまわすこと.
日本語の使い方としては「まわす」の方が正しいが「まわる」とも使われる.

A[状態]
【動詞】
親の権利やツモの順番などが移動すること. 「まわす」
満貫(マンガン) [点数]
【名詞】
「40符(ルールによっては30符)以上の4飜」と「5飜」の和がりのときの和がり点数の名前.
子は8000点、親は12000点になる.

満州
(マンシュウ)
[点数]
【名詞】
満貫の俗称. =「満貫」
萬子
(マンズ)
[牌]
【名詞】
一萬 ニ萬 三萬 四萬 五萬 六萬 七萬 八萬 九萬 を総称した呼び方.
万両
(まんりょう)
[雀荘]
【サ変名詞】
1万円札を細かいお金に両替すること.
<み>
明槓
(ミンカン)
[組合せ]
【サ変名詞】
ポンした牌をツモり、それをカンしたもの.(小明槓・加槓)
または、暗刻持ちの牌を鳴いてカンをしたもの.(大明槓)
「小明槓」
「加槓」
「大明槓」
明刻
(ミンコ)
[組合せ]
【名詞】
ポンをしてそろえた刻子のこと. 「暗刻」
<む>
無スジ
(むすじ)
[戦略]
【名詞】
リーチ者やテンパイしていそうな人の捨て牌に、切られていないスジのこと.
無理チン
(ムリチン)
[行為]
【サ変名詞】
1色手には少々難しい手牌を、無理やり清一色にもっていくこと.
無理ホン
(ムリホン)
[行為]
【サ変名詞】
1色手には少々難しい手牌を、無理やり混一色にもっていくこと.
<め>
門前
(メンゼン)
[状態]
【名詞】
“鳴き”をせずに手牌をつくること.
または、そのような状態のこと.
「鳴き」
「副露」
メンタンピン [役]
【名詞】
リーチ、タンヤオ、ピンフの複合役の略称.
なお、「メン」は「門前ツモ」ではなく「リーチ」を指す.

面子
(メンツ)
@[組合せ]
【名詞】
和がる際に必要なもので「順子」「刻子」「槓子」のことをいう.
A[その他]
【名詞】
麻雀をするメンバーのこと.
<も>
持ち点
(もちてん)
@[点数]
【助数詞】
ゲーム開始時に各自が持っている点数のこと.
「2万5千点持ち、3万点返し」という使い方が一般的.
=「配給原点」
=「原点」
A[点数]
【名詞】
ゲーム中に持っている点数のこと.
モチモチ [状態]
【名詞】
ある1種類の牌を2人で2個ずつ持っている状態のこと.
<や>
ヤオ九牌
(ヤオチュウハイ)
[牌]
【名詞】
1・9・字牌を総称した呼び方.

ヤオ九振切
(ヤオチュウフリキリ)
[役]
【名詞】
流し満貫のこと. =「流し満貫」
役牌
(やくはい)
[牌]
【名詞】
刻子にすると役がつく牌のこと.
役牌には三元牌場風牌自風牌がある.

役満
(ヤクマン)
@[点数]
【名詞】
特定の役の和がり点数の名前.
子は32000点、親は48000点になる.

A[点数]
【名詞】
13飜以上のときの和がり点数の名前.

(やま)
[名称]
【名詞】
局の始めに、1人17枚2段で積まれた牌のこと.
山越し
(やまごし)
[戦略]
【名詞】
自分が和がることのできる状態で、他家が当たり牌を切ったが和がらず、
自分のツモが来てから1巡以内にロン和がりをすること.
この場合、自分のツモ後に和がっているため同巡内フリテンにはならない.

※この山越しは、高目を狙うときや特定の人から和がろうとするときに起こる.
※1巡以内にその牌が通っているため、他家の警戒心が薄れ当たり牌が出やすくなることからも起こる.

ヤミ [状態]
【名詞】
「ヤミテン」の略称.
ヤミテン [状態]
【名詞】
門前でリーチをかけずにテンパイしている状態のこと.
ただ単に“ヤミ”とも言う.
=「ダマテン」
=「ダマ」
止める
(やめる)
[行為]
【動詞】
和がりに向かわずに、安全な牌を切っていくこと. =「オリる」
「オリ打ち」
<ゆ>



<よ>
4人リーチ
(よにんリーチ)
@[状態]
【サ変名詞】
その局で4人がリーチをすること.
途中流局となるのが一般的.

A[ルール]
【名詞】
その局で4人がリーチをすると途中流局になるというルールのこと.
雀荘では途中流局せずに続行とする所が多い.

<ら>
ラス [状態]
【名詞】
4着、ビリのこと. =「ラス目」
ラス親
(ラスおや)
[その他]
【名詞】
そのゲームの最後の局の親のこと.
半荘なら南4局の親がラス親にあたる.

ラスト [雀荘]
【名詞】
主に雀荘で使われる、ゲームの終了を意味するコール.
ラス目(ラスメ) [状態]
【名詞】
4着、ビリになること.
「ラス目を引く」などと使われる
=「ラス」
<り>
理牌(リーパイ) [行為]
【サ変名詞】
手牌をわかりやすいように、順番に並べ替えること.
リャンシ [設定]
【名詞】
「2飜しばり」の略称. 「2飜しばり」
=「リャンシバ」
リャンシバ [設定]
【名詞】
「2飜しばり」の略称. 「2飜しばり」
=「リャンシ」
2飜しばり
(リャンハンしばり)
@[ルール]
【名詞】
5本場以降は、ドラを除いて2飜以上ないと和がることができないというルール.
A[設定]
【名詞】
または、その状態のこと.
流局
(りゅうきょく)
@[状態]
【サ変名詞】
誰も和がれずにその局が終わること.
ただ単に「流局」と言ったらこちらを指す場合が多い.
=「荒牌流局」
A[状態]
【名詞】
決められた現象が起きたときに、途中でその局が終わること. =「途中流局」
流局チョンボ
(りゅうきょくチョンボ)
@[状態]
【名詞】
その局が荒牌流局したらチョンボになるという状態にあること.
ノーテンでリーチをしたときはこれになる.

A[ルール]
【名詞】
または、そのようなルールのこと.
嶺上
(リンシャン)
@[役]
【名詞】
カンをしたときにツモる嶺上牌でツモ和がりしたときに付く役.
正式には「嶺上開花」という.
=「嶺上開花」
A[名称]
【名詞】
嶺上牌のこと.
嶺上開花
(リンシャンカイホウ)
[役]
【名詞】
カンをしたときにツモる嶺上牌でツモ和がりしたときに付く役.
嶺上牌
(リンシャンハイ)
[牌]
【名詞】
開門場所にあたった人から見て、ドラ表示牌の左側にある、カンをしたときにツモる4枚の牌のこと.
ただ単に「嶺上」とも言う.

<る>



<れ>
連荘
(レンチャン)
[状態]
【サ変名詞】
連続で親をやること.
親が和がると連荘するが、流局しても連荘するルールもある.

「親流れ」
「輪荘」
<ろ>
ロン [行為]
【名詞】
他の人が捨てた牌で和がるときにする発声.
輪荘
(ロンチャン)
[状態]
【サ変名詞】
子が和がるなどをして、親が次の人に移ること.
ほとんどこの呼び名は使われていない.
=「親流れ」
=「流れる」
「連荘」
<わ>
割れ目
(われめ)
@[ルール]
【名詞】
開門場所にあたる人の点棒の授受を2倍にするというルール.
A[状態]
【名詞】
開門場所もしくは、開門場所にあたる人のこと.
1−3
(ワンスリー)
[ルール]
【名詞】
ウマの一種でゲーム終了時の着順によりさらに加算されるポイントを指した用語.
1−3の場合、TOP:+30 2着:+10 3着:−10 4着:−30が加算される.

1−2
(ワンツー)
[ルール]
【名詞】
ウマの一種でゲーム終了時の着順によりさらに加算されるポイントを指した用語.
1−2の場合、TOP:+20 2着:+10 3着:−10 4着:−20が加算される.

王牌
(ワンパイ)
[名称]
【名詞】
嶺上牌」「ドラ表示牌」からなる、局の最後まで残さなければならない14枚の牌のこと.